第3回「 持続可能な社会と公共政策」

開催日:9月28日(水)
場所:中部大学名古屋キャンパス 6階大ホール

プログラム:
第1部 
講演「持続可能な社会と公共政策」
講師 北川 正恭 先生

第2部 ディスカッション
 塾生によるディスカッション


成果報告:
9月28日にサステナ政策塾の第3回講座が中部大学の名古屋キャンパスで行われました。
第2回のテーマは「持続可能な公共政策」でした。
筆頭コーディネーターの石田より,北川先生の功績ともいえるマニフェストという画期的な手法について説明をし、この北川モデルを追いかけている自治体の首長が多くいることを語り1部へと渡した。

<1部>
北川正泰(早稲田大学名誉教授 元三重県知事)先生による講演が行われた。
地球規模のサステナブルではなく地域規模のサステナブルについてマニフェストと織り交ぜ話を始めた。
戦争から現代までの地方と中央の関係性について話を時系列に話したうえで選挙が終わった後憲章までできるのがマニフェストであり,継続的に確認する責任が市民にできたと語った。

<2部>
北川先生と塾生全員による1対1の質疑が行われた。
塾生から、「若者が政治に対して距離があるのは、自分はイデオロギーの対立構造に共感できないという背景があるとおもう。今の政党政治の在り方や対立構造の多数決で決めていく在り方は今のままでいいのか。」との質問に対して。
「それはそれでいいと思う。今度小池さんが地域政党を作ると言っている。そういう決意をもって勉強していけばいい。地方政党の下請けなどではなく地域の問題を自分たちで自立して考え、その後政党の力がいるとなったのであれば判断してもらえればいい。」という回答をした。