日時:2022年9月8日(木)19:00~21:00
場所:名古屋市公会堂 第6集会室
愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目1-3
講師:山下 史守朗 氏(愛知県小牧市長)、石田 芳弘 氏(元犬山市長、元衆議院議員)
概要:
この講座は、石田芳弘氏の開会挨拶により始まりました。講師である山下氏が市長を務める小牧市は、尾張地域初のSDGs未来都市です。講演では、行政とSDGsについて、小牧市の取り組みの紹介、分権時代の自治体経営、小牧市の図書館建設のお話しがありました。小牧市では、学習支援事業や子育て、地域のサロン活動や福祉といった社会・経済・環境の取り組みにより、持続可能なまちづくりをおこなっています。これらのSDGsの取り組みを見える化し、SDGs推進の機運醸成と取組促進を図るため、小牧市独自のSDGs宣言・登録制度の構築を目指しています。また、取り組みの1つとして挙げられた図書館の建設に関しては、反対意見を押し切るのではなく、それぞれの反対理由を聴くといった事をおこない、多くの人が納得できる政策の進め方についてのお話がありました。
第2部のワークショップは、前回の講座でつくられた流域圏グループに分かれておこないました。流域圏に含まれている様々な自治体の中から、マニフェストを提案する自治体を決め、その首長になったつもりで取り組んでみたい事などを議論しました。各グループは、これらの議論した結果をまとめ、発表をおこないました。その後、櫛田川流域圏でおこなうフィールドワークや伊勢三河湾流域圏の生物文化多様性のワークショップの案内等があり、第3回講座は終了しました。
プログラム:
第一部 講演「市長としてのSDGsへの取組」
19:00-19:05 開会挨拶
石田 芳弘先生(中部サステナ政策塾顧問、元犬山市長、元衆議院議員)
19:05-20:10 講演
山下 史守朗先生(愛知県小牧市長)
第二部 ワークショップ
20:10-20:50 マニフェストづくり
20:50-21:00 次回以降の案内
21:00 終了