第10回「グローバル社会におけるSDGsの意義」

日時:2020年1月11日(土)13:30-15:00
  (第2部は希望者のみ15:10~16:30まで)
場所:中部大学名古屋キャンパス 6階 大ホール
   愛知県名古屋市中区千代田5-14-22

概要:
  2030年までに達成をめざすSDGs(持続可能な開発目標)は、日本国内でも様々なローカルな取り組みが行われています。この講座では、国内のSDGsの盛り上がりの中、もう一度、グローバル社会におけるSDGsの意義についての理解を深めるため、国際法学がご専門の滝澤美佐子先生をお迎えして、ローカルな活動をグローバルなSDGsの文脈の中でどのように位置づけるか、参加者と共に意見交換を行いました。
 第2部では、塾生の活動報告とワークショップを実施しました。まず、昨年、刈谷市議に初当選された葛原祐季さんから「塾生として学んだ成果と、市議としての現在の取り組み」についての報告、次に、2018年度の塾生、颯田夕貴さんから「SDGsの実践を試みる地域に根ざした活動」についての報告がありました。お2人共、政策塾で学んだ経験を活かし、SDGsの社会実装に向けた最近の取り組みについて、報告では多く触れられ、持続可能な経済を地域にどのようにつくるのかについて、多くの示唆に富む報告でした。
 後半は、SDGsにおける「経済」に関わる地域課題の抽出をし、塾生は地域課題について、事前調査したものを持ち寄り、地域の経済問題に関わる地域課題の情報共有を実施しました。第1部で講演された滝澤講師も議論に加わり、地域経済に関わる問題意識を、伊勢・三河湾流域圏地域の具体的な地域の課題と結び付け、地域課題の情報共有をおこないました。 

プログラム:
第1部 講演と対談(13:30-15:00)
  講演『グローバル社会におけるSDGsの意義』
  講師:滝澤美佐子先生(桜美林大学大学院教授)
 対談『SDGsでデザインする地球と地域の未来』
  飯吉厚夫(中部サステナ政策塾長・中部大学理事長/総長)
  滝澤美佐子(桜美林大学大学院教授)

第2部「中部サステナ政策塾」第10回講座、「中部SDGsデザイン会議」準備会(8)共同開催
 ワークショップ「経済と持続可能な社会づくり」(15:10-16:30)